江戸川コナン失踪事件で灰原のスマホ紛失はわざと?水没シーンを徹底解説!

名探偵コナンの原作連載20周年を記念して制作された「探偵コナン・江戸川コナン失踪事件~史上最悪の2日間~」は劇場ではなくテレビ2時間スペシャルとして放送されました。

コナンが本当に失踪してしまうのですが、この作品で主要メンバーが活躍するのは灰原哀です。

普段のコナンの物語では見せないくらい動き回るシーンが多くありました。

今回は「探偵コナン・江戸川コナン失踪事件~史上最悪の2日間~」で活躍する灰原哀について、

  • スマホが川の中にあるのはどうして?
  • ボール射出ベルトはどこで身につけたのか

などを紹介していきます!

なお、この記事では「探偵コナン・江戸川コナン失踪事件~史上最悪の2日間~」についてネタバレが多々あります。

まだ作品を観ていない方はご注意くださいね。

江戸川コナン失踪事件で灰原のスマホが川の中にあったのはどうして?

灰原哀が崖から落ちた時に、スマホもポケットから滑り落ちて川へ水没したようです。

作品を繰り返し観てみたところ、この結論となりました。

崖から転落したのだから、スマホだってどこかに落ちていたと考えるのが普通なのですが、どうしても「あれ?」と思わせる描写があったのです。

それは灰原の足元だけが描かれており、そのあとでスマホが川の中で水没しているカットがありました。

「あれ?灰原は自分でスマホを川へ落とした?」と思わせるような感じでもあったのです。

物語の前後を考えても、灰原がスマホを自分で水没させる意味が分からなく、もう一度観てみたというわけです。

灰原が崖に落ちた時の様子を解説

まずは、灰原の行動を時系列で整理します。

阿笠博士の運転する車がトレーラーによって潰されそうになり、ガードレールに激突したところで同乗していた灰原は車から投げ出されました。

灰原哀は身につけていたボール射出ベルトをとっさの判断で使用し、地面に体を強打することなく無傷で済みましたが、そのまま気絶してしまいます。

翌朝、目を覚ました灰原は、自分の服を確認したりボール射出ベルトを外したりして立ち上がります。

この時に灰原は自分のジャケットのポケットに手を当てています。おそらくスマホがないことを確認したのではないでしょうか。

次に灰原の立ち止まっている足元だけが描かれたカットがあり、そして足を動かしています。

灰原は川を背にして山の斜面を登っていき、このシーンの最後にスマホが川の中にあるのです。

2度見てようやく分かりました。灰原が足を動かした描写があるのは、これから山を登るために体を方向転換したということですね。

最後にスマホが描かれているのは、灰原が山を登る決心をした理由だったのと推測しました。

スマホが使い物にならないから。もしくは救助をしてもらう手段がない。という意味合いではないでしょうか。

この作品が放送された2014年は防水機能のないスマホが多かったようです。

iPhoneを例えるのなら2016年に発売されるiPhone7がシリーズ内で初めて耐水構造ということで話題になりました。

話がそれてしまいましたが、灰原は水没してて使えないものは持っていても仕方ない。むしろこれから山を登るのに邪魔だ。

とでも思ってスマホを放置したと考えましたが、皆さんはどうでしょうか(*^^*)

江戸川コナン失踪事件で灰原がボール射出ベルトを身につけたのはいつ?

崖から落ちても無傷だった灰原です。

身に付けていたボール射出ベルトを使い、巨大ボールがクッションとなり地面へ強打することなく助かりました。

そのボール射出ベルトはいつ身に付けたかというと阿笠博士の車の車内です。

ボール射出ベルトを身に付けたシーンはどこ?

灰原と阿笠博士が行方不明になったコナンを探している時に、銭湯からコナンの着替えを回収した詐欺師のナナの姿を捉えます。

阿笠博士の車で尾行し、ナナが廃屋となっている倉庫へ入っていくのを確認します。

このシーンで灰原は後部座席に置いてあるバッグからボール射出ベルトと腕時計型麻酔銃を取り出しました。

博士から「無理はせんようにな」と車を降りた灰原に声をかけるのですが、この時にはボール射出ベルトを身に付いています。

バッグの中には何が入っている?

灰原が持ち出したボール射出ベルトや腕時計型麻酔銃の他に、キック力増強シューズシューズも入っています。

コナン用のスペアということでしょうか。

灰原はコナンの道具を使いこなせる?

車からはじき出されて崖に落ちるというのに、とっさの判断でスイッチを押して巨大ボールを出しています。

崖を登りきったあとで詐欺師のナナと遭遇した時に時計型麻酔銃を使っています。

この麻酔銃、1回しか使うチャンスはないので、見事にナナを眠らせることに成功しました。(麻酔の針は1本しか入っていないようです)

もしかしたら、阿笠博士が作った道具は灰原も使い方を試している可能性がありそうですね。

まとめ

江戸川コナン失踪事件で灰原のスマホが川の中にあったシーンについて、

崖から落ちた時に灰原のポケットからスマホが落下して川の中に落ちたのではないかと思いました。

そのスマホが川の中にあったシーンとしては、

  1. 灰原がスマホが川に落ちているのを発見
  2. 救助を呼べないので自力で山を登ることにした
  3. 壊れていて持っていても邪魔なのでスマホは川に放置

このような順番で描かれています。

また、灰原が崖から落ちた時に無傷だったのは、ボール射出ベルトを使ったからです。

このボール射出ベルトは阿笠博士の車内に置いてあるバッグの中にありました。

その中身は

  • ボール射出ベルト
  • 腕時計型麻酔銃
  • キック力増強シューズ

が入っています。

灰原は廃屋の倉庫に入った詐欺師のナナを追うため、この時にボール射出ベルトと腕時計型麻酔銃を持って車を出ていました。

 

江戸川コナン失踪事件では、灰原哀が活躍する場面が多いので観ていても楽しかったですよ(*^^*)

2時間のテレビスペシャルということですが、見ごたえもあって良かったと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!