【ヱヴァンゲリヲン序】白線の人型は何?海が赤い理由や成分も調査!

ヱヴァンゲリヲン序はアニメ版でいうと1話~6話相当の内容が盛り込まれている映画です。

アニメ版の総集編と思っていたのですが、観てみるとアニメ版との違いがあったり、新しい設定があったりと楽しめる内容でした。

ヱヴァンゲリヲン序では、冒頭で赤い大地に白線で人型のようなもののシーンが気になったのです。

なんか巨人っぽし、あれって使徒かな。初号機かな?と思ったわけです。

この白線って何を意味しているのか。そういえば海も赤い理由もどうしてだか気になりましたので調べてみました。

最後まで読んでくださると嬉しいです、

ちなみにこの記事ではネタバレが多々ありますのでご注意くださいね。

ヱヴァンゲリヲン序の白線は巨人?

ヱヴァンゲリヲン序の冒頭で、白い高層ビルに囲まれているように赤い大地があり、そして白線で人型のように描かれている場面があります。

まるで犯行現場を思わせるような白線ですが、人型であっても巨人のような大きさですよね。

調べてみたことろ、明確な答えを出している情報は見つかりませんでした。

あれだけ大きい人型ですので、使徒と考えても良さそうです。

ネットでは白線については次のような説がありました。

  • エヴァンゲリオン初号機の素体
  • 第2使徒・リリス
  • 第4使徒・サキエル

以上3点が白線の正体ではないかと言われています。

ということで、この3点について調べてみました。

白線がエヴァンゲリオン初号機の素体という説

エヴァンゲリオン初号機(以下エヴァ初号機)は、第2使徒リリスから作られた機体です。

暴走を抑えつける役割をしているのが装甲であり、暴走することなく操作するにはパイロットがいなければなりません。

なんらかの理由で地上に出てしまったエヴァ初号機の暴走を食い止めたのが、白線が描かれている場所だった。ということでしょうか。

しかし、装甲もない暴走するエヴァ初号機を誰が止めるのか。そもそも素体に人が搭乗できるのか。そんなヤバいものを地上に出させるのか。といった考えもありそうですね。

白線が第2使徒・リリスという説

第2使徒・リリスは、ネルフの地下に保管されています。

真っ白な体で上半身しかありません。大きな矢が2本体に刺されていて、十字架に張り付けされているのがリリスです。

生命の始まりともされているリリスがいつこの場に張り付けされたのかは調べてみましたが分かっていません。

劇中でミサトが、この星の生命の始まりでもあることと、ネルフはリリスを使徒から守りつつ戦うとも言っています。

ということは、リリスを最下層で守るためにネルフが設立されされたと考えるのが自然と言えそうですね。

個人的な考えとしては、かなり前から白線が存在していればリリスであると説明はつきそうです。

ただ、サードインパクトのトリガーとされているリリスの存在を、白線という形で外に知らしめる必要があるのか。という疑問も残るので、白線がリリス説というもの可能性は低いかと思います。

白線が第4使徒・サキエルという説

サキエルという名称はアニメ版で付けられましたが、ヱヴァンゲリヲン序では第4使徒としか言われていません。

シンジが初めてエヴァンゲリオンに搭乗し、使徒と戦った最初の相手がこのサキエルです。

ネットでは白線の正体はサキエルというのが濃厚と言われています。

というのは白線がサキエルの体型と合っているのではないか。物語の流れから考えて白線はサキエルが妥当。という声がありました。

ヱヴァンゲリヲン序の冒頭のシーンを振り返りたいと思います。

  1. 赤い海
  2. 海沿いの道路には戦車がズラリ
  3. 海は戦艦多数
  4. 街で倒れたビル群
  5. 倒壊した街の真ん中に赤い大地と白線の人型

という順番でした。
冒頭わずか2分足らずで白線が出てきます。

ということは映像を見る限り、ミサトやシンジが登場する前には白線が存在していたことになります。

またこのシーンについては別の見かたもあります。

白線が出てきたシーンまではヤシマ作戦が終わったあとの様子。

ミサトが車を運転するシーンあたりから時間軸が変わった。

つまりヱヴァンゲリヲン序の物語の始まりはミサトの登場から。という考えもありそうです。

この考えのもと、白線は何だったのかというと暴走したエヴァ初号機とサキエルがもみ合いとなった場所である可能性が高いのではないでしょうか。

エヴァで初めて使徒を倒した場所として、調査で描かれた白線をそのまま残しておいたという理由も成り立ちます。

この時間軸の切り替えがあったとするなら、白線の正体はサキエル説が濃厚となりそうですね。

ヱヴァンゲリヲン序で海が赤い理由や成分も考察!

劇場版ではどうして海が赤いのか。という理由には触れていません。

TVアニメシリーズでも同様に地球の一部(南極)が赤い海で覆われていました。

こちらでは海が赤くなった理由をセカンドインパクトによる影響だと説明しています。

第1使徒であるアダムが南極で反ATフィールドを展開。その際に肉体が、L.C.L.という液体に変化して海水と混ざりあったとされています。

しかも海の生物などもL.C.L.に溶け込ませたとされ、それ以降海には生物がいなくなったとされています。

こんな理由で海が赤いことをアニメ版で説明しているので、新劇場版のヱヴァンゲリヲン序からの世界観でも同じような解釈をしてもいいと思います。

アニメ版では赤い海の範囲は南極一帯とされていますが、ヱヴァンゲリヲン序では世界中の海が赤くなっています。

これはセカンドインパクトの規模がアニメ版よりも大きかったから。という説がありますが、これも公式サイトなどでの情報は見当たりませんでした。

エヴァンゲリオンのL.C.L.とは?

エヴァンゲリオンの中でL.C.L.と呼ばれている液体があります。

コクピットにあたる「エントリープラグ」を満たす体液のことです。

肺がL.C.L.で満たされると直接酸素が送り込まれます。なんだか羊水っぽいイメージですよね。

このL.C.L.はエヴァンゲリオンとパイロットの神経伝達などを接続する役割があります。

エヴァンゲリオンを操作させやすいように神経を共有していて、使徒から攻撃を受けたりすると機体が負傷した部分にパイロットが痛みを感じたりします。

またL.C.L.は神経を接続させる以外にも、機体の衝撃をL.C.L.が吸収しパイロットの身を守る役割も果たしています。

ちなみにL.C.L.はLink Connected Liquidの略で、

翻訳してみたところ「リンク接続された液体」だということです。

エヴァンゲリオンのL.C.L.の正体は?

L.C.L.は第2使徒リリスの体液です。

アニメ版ではL.C.L.のことを命のスープと言っています。

リリスは人類の祖先と言われているので、リリンの体液を人類が搭乗するエヴァのコクピットで使うことができたのだろう。という解釈ができますよね。

エヴァンゲリオンのL.C.L.の成分は?

アニメ版の情報によると、L.C.L.は酸素の供給や浄化能力といった働きをするようです。

この働きがなくなってしまうと匂いが生臭いものへと変化するとのことです。

L.C.L.が満たされたコクピットではインカムなどの電子機器が使用できることから、特別な成分でできていると思われます。

残念ながらL.C.L.の成分についての情報は見当たりませんでした。

まとめ

ヱヴァンゲリヲン序の冒頭で出てきた白線は巨人のような形をしています。

その正体については、第4使徒・サキエルという説が濃厚ではないでしょうか。

白線が出てきたシーンまではヤシマ作戦が終わったあとの様子。

ミサトが車を運転するシーンあたりから時間軸が変わった。つまり物語の始まりはミサトの登場からではないかと考えています。

 

海が赤い理由として、セカンドインパクトによる影響だと説明しています。

L第1使徒であるアダムが南極で反ATフィールドを展開。

その際に肉体が、L.C.L.という液体に変化して海水と混ざりあったとされています。

この大規模な災害により海には生物がいなくなったとされています。

L.C.L.の正体はというと、第2使徒リリスの体液です。正確な情報はありませんでしたが、ネット上では羊水に近い成分ではないのか。と言われています。

謎が多いエヴァンゲリオンですが最後まで読んでくださりありがとうございました!