映画【聲の形】で西宮は病院で何を言われた?髪型をポニーテールにしたのは何故?

映画・聲の形は2016年に公開された京アニの作品です。

聴覚障害を持つ人とどう接してくか。主人公の石田将也や友人をはじめ、葛藤や心の傷を抱えた描写が描かれていて、文部科学省とのタイアップ作品でもありました。

西宮硝子の聴覚障害であり、うまくしゃべることができません。

それでも一生懸命話そうとする姿を見ると頑張れと思いたくなるほどです。

感情表現のひとつとして、ベッドの上で足をバタバタさせている姿は可愛いですよね(*^^*)

そんな西宮硝子について、どうしても気になったことがあります。

病院で検査結果の内容を医者から言われるのですが、あえて会話の声はなくしているので何を話しているのか分からないのです!

きっと重大なことを言われているような雰囲気でしたので、医者から何を言われたのか調べてみました。

西宮硝子の隣りにいるおばあちゃんの西宮いとが動揺しているのが分かります。

深刻な状況であることは分かるのですが、何と言われたのか補足してほしいところでした。

その病院での出来事があったあと、西宮硝子の髪型がポニーテールへと変化しています。

耳を隠すようにしてきた西宮硝子の変化とはなんでしょうか。

ということでここでは、

  • 西宮硝子は病院でなんと言われたか
  • 西宮硝子の髪型を変えた理由

などについて紹介していきます。

この記事では原作を含め映画のネタバレがありますのでご注意くださいね。

映画・聲の形で西宮硝子は病院で何と言われたのか?

病院の聴力検査室で医者から何かを言われます。

検査室にいたのは、西宮硝子・西宮いと(祖母)そして医者の3人でした。

制作側の演出で、医者は口パクのみで音声は入れていません。

時折、祖母である西宮いとの狼狽える小さな声が入るくらいでした。

西宮硝子はいうと、少し困ったような表情で祖母に微笑むだけなのです。

深刻なことを言われているのは、祖母の表情を見れば明らかでしたね。

原作ではこの病院で医者から言われるシーンはないので、正確な情報は探すことはできませんでした。

その夜、妹である西宮結絃(ゆづる)が部屋に入ると、西宮硝子はベッドの上で右耳を手のひらで塞いだり離しているのを繰り返しています。

そして、西宮硝子は泣くのでした。

 

翌日、石田将也と会った元クラスメイトの植野直花が、横断歩道の渡った先にいた西宮硝子に近づきます。

小学校の時と同じように西宮硝子の補聴器を勝手に外してしまいます。

補聴器が片方しかしておらず右耳には装着していない。という事実がここで描かれていした。

ということは、右耳は補聴器がいらなくなってしまった。

つまり、右耳は全く聞こえない耳になった。という解釈ができます。

病院に行ったその日の夜に、西宮硝子が右耳に手のひらで塞いだり離している動作をしていました。それは聞こえを確認する行動だったのかもしれません。

泣いていたのは聞こえないという事実に直面した心境だと思います。

映画・聲の形で西宮硝子が髪型を変えた理由は?

西宮硝子の髪型でポニーテール姿が可愛いとネットでで話題です。

ポニーテールにするまでは、どちらかというと耳を隠した印象があったのですよ。

それなのに、あえて補聴器が目立つようなポニーテールにしたのか気になります。

原作を読み返してみましたが、どうしてポニーテールにしたかという説明がありませんでした。

西宮硝子がポニーテールにした理由を考察!

植野直花との再会でいきなり補聴器が取られてしまいます。

しかし、隣りにいた石田将也が補聴器を取り戻し、謝りながら西宮硝子に返すシーンがありました。

ここからは私の考えになるのですが、西宮硝子が「私の補聴器を取り戻してくれた」という感動があってもいいと思うのです。

石田将也が補聴器のことを気にしてくれるというのは、自分という存在を認めてくれたと西宮硝子が思ったのかもしれません。

「もう隠さなくても大丈夫」という表現をポニーテールにしてみたのではないでしょうか。

もしかしたら、このタイミングで西宮硝子が石田将也に恋心を抱いたのかもしれませんね(*^^*)

西宮硝子が告白したのはどうして?

ポニーテールにした時は、一生懸命しゃべっていた西宮硝子です。

それは石田将也が焦ってしまうほどで、手話で話すことを勧めるくらいでした。

西宮硝子がたくさん話したワケを考えてみました。

もしかしたら、右耳が聞こえないという不安があったのかもしれません。

聴覚障害で重度となると、自分の話している声が聞こえないこともあるそうです。

そうなってしまう前に、自分の言葉で「好き」だと言いたかったのではないでしょうか?

しかし、西宮硝子は頑張って言ってみますが「月」と間違われてしまいます。

すごく頑張ったのに伝わらないもどかしさがありましたね。

西宮硝子が告白した時の石田の反応についてネットの声を紹介

西宮硝子が告白したのに上手く伝わらなかった時に、石田将也も必死になって何と言ってるのか聞き取ろうとしています。

そんな石田将也について、ネットの声を紹介します。

原作を読んだ人も「気付こうよ」「石田は無自覚」といった声が多かったですね。

まとめ

映画・聲の形で西宮硝子が病院で何を言われたのか。

それは右耳は全く聞こえないという状態であり、補聴器を必要としない耳になってしまったのではないかと思いました。

それは植野直花が補聴器を勝手に外してしまった時に、右耳は補聴器を装着していなかった描画があるからです。

補聴器を必要としない。つまり音が全く聞こえない耳になったのではいかと考えました。

 

石田将也が植野直花から補聴器を取り返すシーンがあります。

西宮硝子は「私の補聴器を取り戻してくれた」という感動があったのではないでしょうか。

ポニーテールにしたのは、石田将也に恋心が芽生えた表現と「補聴器はもう隠さなくても大丈夫」という意思表示の表れかもしれません。

西宮硝子が自分の声で石田将也に告白しますが「月」と間違われてしまいます。

頑張ったのに伝わらないもどかしさがありましたね。

一生懸命になって告白するのに、石田将也が気づかなかった反応に、ネットでは「気付こうよ」「石田は無自覚」といった声もありました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!