コロナ感染症拡大防止を目的としたアプリ「COCOA」がリリースされました。
アプリをダウンロードしてBluetoothをオンにしておけば、陽性者と接触した可能性の有無を教えてくれます。
今後の感染症拡大を阻止できるのではないかと期待されているアプリです。
では、このアプリの開発会社はどこなのでしょうか?
ここではCOCOA(新型コロナウイルス接触確認アプリ)について、
- COCOAは何の略であるのか
- 開発会社はどこなのか
- COCOAの評判について
などを紹介していきます。
COCOA(コロナ接触確認アプリ)は何の略?
COVID-19 Contact Confirming Application から文字を取っているようです。
英語に訳すと微妙に変だと言われていますが、COVID-19を抜き取り、 Contact Confirming Application の頭文字を取ってCOCOAだそうです。
COCOA(コロナ接触確認アプリ)の開発会社は?
新型コロナ接触確認アプリ・COCOAはひとつの会社でアプリが完成したわけではないようです。
有志による開発チームがアプリを起動する基盤を作り、厚生省から発注を受けた会社がアプリの運営を任されている形になっているようです。
アプリを開発したのが「COVID-19 Radar Japan」
厚生労働省から発注をかけて、COCOAの管理や運営をしていくのが、パーソルプロセス&テクノロジー社となっているようです。
COVID-19 Radar Japanとは?
日本のエンジニアを中心としたコミュニティがCOVID-19 Radar Japanということです。
オープンソースプロジェクトなので、COVID-19 Radar JapanはCOCOAの基盤となるデータを無償で解放したことになります。
オープンソースとは?
ソフトウェアのソースコードを無償で公開すること。
誰でも自由にソースコードを再配布したり、データに手を加えることができることをオープンソースと言います。
> 日本の有志エンジニアが、市民が互いに守り合えるための、プライバシーに配慮した行動変容アプリの開発を始めました。https://t.co/Bfo8yY2QQT
— knhr (@knhr) June 19, 2020
COVID-19 Radar Japanの中心メンバーは誰?
COVID-19 Radar Japanの中心メンバーであり、COCOAの開発のきっかけとなったのが廣瀬一海さん。
明日からリリースされる「COVID-19 Radar」。つくったのは日本マイクロソフトの廣瀬一海さんを中心とする日本、シンガポール、香港など200名以上の「有志」のエンジニアらしい…
国で使われるアプリを作るとかなんかすごいなぁって尊敬する(´゚д゚`)
しかもこれ個人的に始めたらしいよ。行動力やばs pic.twitter.com/FR1bbhR9gV— いよかん (@35SvtGMzimGzO8g) June 18, 2020
廣瀬一海さんはマイクロソフト社に勤務していますが、COCOAの開発は廣瀬さん個人で始めたものです。
まったく関係がないわけではありませんが、COCOAの開発にマイクロソフト社が加わっていないとのことでした。
パーソルプロセス&テクノロジー社の事業内容は?
アプリの運営先であるパーソルプロセス&テクノロジー社の事業内容を一部紹介すると、業務プロセスコンサルティング、システム企画・開発、システム運用・保守などを手掛けている会社です。
今回、COCOAの開発とアプリの運用を厚生省から任されたのが、このパーソルプロセス&テクノロジー社となったようです。
COCOAの開発費は?
何をするにも費用がかかります。厚生労働省はどのくらいの費用を出したのかというと↓
厚労省の担当者によると、受注価格は4104万円だという。パーソナルプロセス&テクノロジー社の広報担当者は、「個別の案件については回答を差し控える」としている。
引用:Smart FLASH(https://smart-flash.jp/sociopolitics/105385)
COCOA(コロナ接触確認アプリ)の評判は?
COCOAの使い勝手や評判はどうなのでしょうか?
SNSで投稿しているのを紹介します。
感染接触確認アプリ「COCOA」
COVID-19 Radar Japanというプログラム集団が開発したアプリの出来は良いと思うけど、国がこのアプリの発信者なので広まらないと思う。政府をみんな信じてないから。必要かもしれないけど、発信元が嘘つきで信用がないので関わりたくない。憲法改正と同じ。
— ナイフちゃん(暫定) (@knife900) June 21, 2020
コロナ追跡アプリ、試しに入れてみたんだけど…
これ、一人でも多くの人が入れてくれないと、本来の目的が機能しなくてダメなんだよね。
まだ、私も良いとか悪いとか言えないけど、試しに入れてくれる人が増えるといいな…#コロナ追跡アプリ #cocoa https://t.co/hvPmfflJfk— 麦2.0@不動産で構築する愛と哲学の覚え書きと未来予想図 (@305_grande) June 21, 2020
#COCOA(接触アプリ) 日本政府がリリース。国民の6割以上の使用が無ければ効果が期待出来ない様だ。
政府のコロナ暴走、税金垂れ流しが止まらない!— moko (@moko_g7) June 20, 2020
コロナの追跡アプリを厚労省が午後3時から運用開始するらしい。私は信頼できない政府のシステムを入れません。10万円給付すらこないのに、口だけで税金を無駄にしてる。早く民意を選挙で聞いてほしいが、このアプリのDL率が支持率の一つの指標です。#COCOA
— Takahiro (@taka19860315) June 19, 2020
皆さんの投稿を見ると、COCOAをダウンロードするよりも政府への対応に不満がある人が多いようです。
そして、スマホのアプリ検索で「COCOA」と入力しても出てこないという意見には驚きました。
まとめ
COCOAの基盤となるデータを作ったのが「COVID-19 Radar Japan」という有志の団体です。
COCOAのデータはオープンソースとされ、厚生労働省から発注をかけてパーソルプロセス&テクノロジー社が、COCOA管理と運営を担っていることが分かりました。
パーソルプロセス&テクノロジー社に支払われた開発費は4100万円とのことです。
COCOAの評判については、アプリの必要性を感じつつも政府の信用のなさにダウンロードしないといった声もありました。
今後はCOCOAの普及率が6割超えることが課題ではないかと感じています。
最後まで読んでくださりありがとうございました!