「君の膵臓をたべたい」のその後の続編は?ネタバレあらすじと登場人物も紹介!

「君の膵臓をたべたい」は原作である小説をはじめ、コミック化に映画ではアニメでも実写でも公開された人気の作品です。

タイトルを略してキミスイと呼ばれ、原作は本屋大賞で2位、実写映画では日本アカデミー賞で優秀作品賞などにも選ばれました。

これだけ人気の高い作品なのですが、実は続編があるのをご存知でしょうか?

私は実写の映画を観て、まさにこのタイトルに涙したわけですが、やはり物語の後日談となる続編が気になって探したのです。

君の膵臓をたべたいの続編として『父と追憶の誰かに』という小説の作品があります。

ただ、残念なことに非売品です。

劇場アニメで、映画公開を記念して映画館に来場した人に配布されていたものでした。

現在の入手方法はネットオークションやメルカリしかありません。

『父と追憶の誰かに』は希少性が高いため値段も高額なのです。

原作者である住野よる先生は「少し待ってもらえば、別の書籍に収録する」とインタビューで答えていますが、できれば内容はちょっとだけも知りたいですよね(*^^*)

そこで今回は『父と追憶の誰かに』について、

  • あらすじや内容のネタバレ
  • 登場人物について

などを調査してみました。

最後まで読んでくださると嬉しいです!

「父と追憶の誰かに」のあらすじは?

ウィキペディアやネットでの感想などに基づいて、あらすじや登場人物を紹介していきます。

「父と記憶の誰かに」の内容は君の膵臓をたべたいから20年近く経過した設定です。

君の膵臓をたべたいの主人公である「僕」の志賀春樹が結婚をして、高校生の娘がいます。

「父と追憶の誰かに」の主人公は春樹の娘であるふゆみで、物語は娘の視点で描く父と子の物語のようです。

登場人物は?

  • ふゆみ:春樹の娘。平凡な毎日が退屈だと思っている高校生。
  • あんず:「君の膵臓をたべたい」で桜良の親友である恭子と「ガム君」の娘。ふゆみとは幼馴染。
  • 父:志賀春樹
  • 山内良佳(やまうちりょうか):桜良の兄の娘

原作と実写版の違い

登場人物の山内良佳が桜良の兄の娘という設定を見て、驚いた方も多いのではないでしょうか。

原作では桜良の兄がいますが、映画では桜良は一人っ子という設定でした。

そして「父と追憶の誰かに」の春樹は出版社で働いています。

実写映画で春樹は高校教師でした。

内容ネタバレ

ふゆみは些細なことで父の春樹と喧嘩をします。

平凡な毎日が退屈で、「退屈なままの人生であれば劇的に死んだ方がまだ良さそう」と言って春樹と口論になりました。

その夜、春樹が電話しているところをふゆみに目撃されます。

相手はどうやら女性らしいことから、父が浮気しているのではないかと思い込みます。

幼馴染の杏を連れて春樹を尾行しました。行き先は墓地です。

春樹と電話で話していたのが山内良佳(やまうちりょうか)で桜良の兄の娘だと分かりました。

良佳は叔母である桜良を知りたくて、春樹と会っていたことが明かされます。

この墓地でふゆみとあんずは桜良の存在を知ることになりました。

「高校生の時に大切な人を失う喪失体験があったならば、出版社ではなく医者になろうと考えなかったのか」というふゆみの問いに対して、

「彼女から教えてもらった一番大切なことは自分を認めて生きるということだから、自分のやりたいもの、大切なものを選んで人生を選択してきた」と答えた。

引用:ウィキペディアより

父の春樹が胸に秘めた思いは娘のふゆみに影響を与えたようです。

幸せになろうと思って生きていけば、つまらないものはないのではないかと語っていました。

「父と追憶の誰かに」を読んだ感想を紹介

春樹の結婚相手について何も語られていないようですが、どんな人なのか気になりますよね。

まとめ

「父と追憶の誰かに」の主人公は春樹の娘であるふゆみで、娘の視点で描く父と子の物語です。

登場人物は、

  • ふゆみ:高校生で、春樹の娘
  • あんず:「君の膵臓をたべたい」で桜良の親友である恭子と「ガム君」の娘。ふゆみとは幼馴染。
  • 父:志賀春樹
  • 山内良佳(やまうちりょうか):桜良の兄の娘

ふゆみは平凡を嫌う高校生で、父が不倫相手と出かけるのではないかと行った先が墓地でした。

相手の女性は桜良の姪である山内良佳です。

ふゆみたちは桜良のことを知り、幸せになろうと思って生きていけば、つまらないものはないのではないかと語っていました。

「父と追憶の誰かに」が早く書籍化できることを祈りたいですね(*^^*)

最後まで読んでくださりありがとうございました!