避難所へテントの持ち込みと禁止される理由は何?おすすめの大きさを紹介!

災害によって避難をする場合、多くは自治体が指定した避難所へ向かわなければなりません。

毎回災害のニュースで目にするのは避難所の様子です。

小さなお子さんもいればお年寄りの方もいらっしゃいますし、車椅子などを必要とする人も大勢いるのが避難所です。

避難所によってはプライバシー保護のための仕切り板などがない場合もあり、常に人の目がある中で生活するのは困難を強いられます。

少しでも落ち着くことのできる空間がほしいと感じます。

手軽にプライバシーを保護できるといえばテントではないでしょうか?

最近のキャンプブームでテントを所持している人も多くなりました。

テントを避難所で使うメリットは、

  • 人目を気にせずに生活できる
  • 着替えなどが自由にできる
  • 荷物をテント内に置いておける

などがあります。

また、声の大きさに注意は必要ですが、テント内であればお子さんたちが自由に遊ぶこともできますよね。

トランプやリバーシといった遊びができるので、小さなお子さんを持つご家庭にとってテントはあったほうがいいのではないかと考えました。

ここでは避難所にテントを持ち込めるのかということについて、

  • テントの持ち込みは可能なのか
  • SNSでテントを使った人の声
  • 避難所でテントを使う注意点
  • おすすめの大きさや種類について
  • テントのお手入れ方法

などを紹介していきますね。

避難所にテントの持ち込みは可能なのか?

「テントを避難所に持ち込みたい。けれど避難所で使うことはできるの?」

と思っている方も多いようです。

調べたところ、自治体もしくは避難所の規模によってテントを使っていい場合と断られるケースがあるようです。

テントの持ち込みや設営がOKの場合

  • 自治体(市や区)で自宅からテントを持ち込むことを推奨している
  • 避難所でも屋外ならテントの設置を許可しているところもある

では逆にテントを持ち込まれても断られるケースはなんでしょうか?

 

テントを張ることを断られる場合

断られるケースとして最も多いのは、避難所でテントを張れるほど広さに余裕がない。ということです。

つまり避難した人たちが大勢いる場合だと管理者側からお断りが入るようです。

断られるケースというのは、より多くの人が避難所を使えるようにという管理者(自治体)の意向があってのことだと思います。

避難した直後は避難所を利用する人も多いのですが、のちに自宅へ戻ったり親戚などの家に身を寄せる人が避難所をあとにします。

そうすると徐々に避難所のスペースが広くなるので、そのタイミングでテントを使ってもいいのかもしれません。

実際に避難所でテントを使用した人の声を紹介

避難所でテントを使った人のツイートを紹介していきます。

避難所のスペースに余裕があると、こうしてテントを張ることができるようです。

こちらの方はテントの様子と必要なグッズを紹介してくださっています。

折りたたみ椅子も何かと重宝しそうですね。こうした発信はありがたいですし参考になります。

登山家で有名な野口健さんです。

熊本では大きなテント村を作り話題となりました。こうした取り組みを他の自治体でもしてくれれば助かりますよね。

↑こちらの方は、学校の体育館に避難されてポップアップ式のテントを使ったようです。

避難所の屋内でテントを張る時は、ビーチなどで使う簡易テントが良さそうですね。軽くてコンパクトに収納できるので持ち運びに便利です。

避難所でテントを使う注意点

キャンプを何回か経験し自前のテントを持っている方は、避難所が指定した屋外へテントを張るのがいいかと思います。

ただ、注意していただきたいのが、避難した直後は悪天候であることが多いはずです。まずは身の安全を第一に考えて行動してくださいね。

天候が良くなってから屋外でテントを張りましょう!

避難所内でテントを張れる場合、屋内ですから固定用のペグは使えません。代わりにテント内の四隅に荷物を置くと安定感が出てきます。

もしくは、ビニール袋に砂を入れて口を縛ったものを重しとするのもいいかもしれません。

簡易テントだと、砂浜ビーチで使用することを想定しているので、メーカーによっては砂袋がついています。

避難所が砂で散らかったりしないように配慮が必要ですが、テントの固定で困っている場合にお試しください。

避難所で使うテントの大きさや種類は?

基本的に家にあるテントを避難所で使うのがいいかと思います。

いくつもテントがあると家で保管するのにスペースを取ってしまうので、新たに防災用としてのテントの購入を検討されているなら、女性でも簡単に組み立てられるテントをおすすめします。

ワンタッチ式テントは、女性でも簡単に組み立てられます。

我が家で何年か前に購入したワンタッチ式のテントは、身長が160センチほどの私でも組み立てと片付けの両方をひとりでできました。

ちなみにその時は家族でキャンプ初挑戦の時だったのです。

説明書を読んで手順通りにすれば完成・後片付けができました!

それにオーソドックスなテントと比べると、ワンタッチのほうが軽くて持ち運びに適しています。

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あとはビーチや公園で使用する簡易テント(ポップアップ式テント)もいいですね!

このテントなら小学生のお子さんでも持てる大きさではないでしょうか。

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特に小さなお子さんがいるご家庭では、着替えなどの回数が多いので、袋から出してすぐに使えられるテントなら便利ですよね(*^^*)

 

最近はソロキャンプも流行ってきたので、1~2人用も充実しています。

これなら避難所側からお断りがあるようなテントサイズではないので、すぐに広げて使用できますね。

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↑高さ90×幅120×奥行き210センチのコンパクトサイズです!

避難所でのテントの大きさは?

本来、キャンプで使う時のテントは使用人数+ひとり分の広さが理想とされています。
例えば4人家族なら5人用となります。

理由はテント内にひとり用の寝袋をいくつ広げられるかが目安だったりするんですね。

つまり荷物を置けるスペースがないから、余分にひとり分の広さがあると丁度良いといった感じです。

とはいえ、避難所の屋内で使用する場合、あまりにも大きいテントを広げてしまうと、避難してきた他の人の場所を圧迫するかもしれません。

屋内用として考えるのであれば、家族が寝られるだけのスペースがあればいいのではないでしょうか。

就寝時は貴重品などを枕元などに置いておくと安心ですね。

避難所でのテントのお手入れは?

体育館などは湿気がこもりがちです。

避難する人数が多いのなら湿気は多いと思われます。

できるだけ日中は風通しを良くしておき、結露が出たらまめに拭いてください。
意外にもテントはカビが発生します。

また避難所では体調を崩しやすく、普段よりも感染症にかかりやすいと言われています。

除菌や感染症予防にエタノールでテント内を拭きたいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

少しここで注意が必要です。

テントの生地は染みもできやすいですし、アルコール成分で痛むことも考えられます。

まずは目立たない場所で生地にアルコールを染み込ませて試してみてくださいね。

アルコールなどでテント内を掃除する時は換気を忘れないようにしましょう!

ネットでテント内の清掃や除菌に適したのはないかと探していたら「天然ミネラル成分で消臭・抗菌」のスプレーを見つけました。

商品紹介を見るとテント以外にも寝袋などにも使えそうな消臭・除菌・抗菌剤のようです。

送料無料ではありませんが、参考にどうぞ。天然ミネラル成分について詳しく記載されています↓

 

まとめ

避難所内でテントが使用できるかどうかは、避難所によって違います。

多くはテントを張れるだけのスペースがない場合にお断りされるケースがあるようです。

避難所にテントを使用するメリットは、

  • 人目を気にせずに生活できる
  • 着替えなどが自由にできる
  • 荷物をテント内に置いておける

などがあります。

避難所屋内で使うのなら、ポップアップ式か簡易テントと呼ばれるものがおすすめで、軽くて持ち運びしやすいのが利点です。

またテントの大きさは、避難所用に屋内で使うことを想定して準備するのであれば、家族分が寝られる広さがあればいいかと思います。

湿気が多い場所でテントを利用する時は、なるべく風通しをよくしてテント内にカビなどが発生しないようにしてください。専用の除菌スプレーなどを使うと便利です。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!