思い出のマーニーには個性豊かな登場人物がなにげに多いですよね(*^^*)
その中でもしゃべらない男の人がいます。物語の中ではずっと釣りしかしていませんが、本当に台詞が少ない!
しかし主人公の杏奈やのちに湿っ地屋敷の住人となる彩夏は普通に十一と接している様子も描かれています。
そんなミステリアスなといち(十一)について、
- 十一の正体
- 花売りが十一だったって本当?
- マーニーと会ったことがあるのか
などを調べましたので、最後まで読んでくださると嬉しいです。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
【思い出のマーニー】といち(十一)の正体は?
名前の由来は11人兄弟の末っ子だからという理由だそうです。
「11人って本当?!」と思いましたが、原作でも同じ設定のようです。
原作ではワンタメニー・ウエストという名前で、「この子はあまりんぼ」と母から言われていました。かなりシュールな設定ですね(T_T)
話を元に戻します。
“だんまり十一(といち)”の生みの親は作画監督の安藤雅司さんでした。実は当初、十一にももっとセリフがあって、「潮の満ち引きに気いつけな」など、杏奈さんを思いやるセリフを言うシーンもあったそうですが、“優しい”言葉をかけてくれる大人は杏奈さん
→続く #思い出のマーニー pic.twitter.com/Q8nsaqPNTG— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) July 14, 2017
十一の正体は原作だと漁師となっています。
映画でもしゃべらない老人で「10年に一度だけしかしゃべらない」と村の子供たちにからかわれていました。
ちなみに原作でも無口だそうですが、アニメよりはセリフが多かったようです。
十一も母から「あまりんぼ」と言われるくらいくらですから、愛されずに育ったというのは容易に想像できます。
親友はあまりいないそうで、周りと距離をおいていた杏奈と波長が合ったのかもしれません。
映画では湿っ地屋敷から出たあとに船に乗せてもらうなど、会話はありませんでしたが交流はそこそこあったようです。
マーニーの日記には、屋敷から見えた村の子供達の様子が書かれていました。
この間の村の子供達がまた窓の下のところまで来ている。
みんなで小さな男の子をからかっていた。
その子が泣き出したので一人の子がお菓子をあげたら、泣き止んで食べた。
でも、この子がお菓子の袋まで食べてしまったので、
みんなはたまからかいはじめた。その子はぜんぜんいいかえさないの。
なんだかとてもかわいそうだった。
言い返せない子というのは十一のようだと思いました。
この日記が十一のことが書かれているとしたら、十一は幼い頃から無口であったことがうかがえます。
村の子供たちにからかわれていても無反応だったので、幼少の時から無口そうだ感じました。
【思い出のマーニー】十一は花売りでマーニーと会ったことがある?
映画ではマーニーに連れられて杏奈は屋敷のパーティーに花売りとして参加しました。
マーニーと杏奈が過ごす出来事は、祖母であったマーニーが子守唄代わりに話してくれた内容を元に空想として再現されています。
いうことは、花売りの場合、過去ではマーニーと花売りだった誰かとパーティーに参加しているはずです。
調べてみましたが映画も原作も花売りの正体については明かされてないようでした。
とはいっても、花売りは誰なのか気になるので調査してみることにしました。
十一が花売りだった?
花売りを十一がしていなかったか。
調べてみましたが、裏付けるような情報は見つかりませんでした。
原作でマーニーは村の子供達と遊ぶのを禁じられていたようです。
映画でも物語の終盤で久子から「両親が外出しても連れてってもらてなかった」と語っています。
パーティーではマーニーを放ったらかしという話もありますよね。
それでもばあやのしつけが厳しく、夜は寝ていないとばあやの目が光っているようなシーンもありました。
約束を破ったことがバレてしまいしまい、部屋から外に出してもらえなかったとマーニーが言っています。
そんな家庭環境にいるマーニーなので、偶然会うというシチュエーションがなければ、十一だけでなく村の子供達と交流を持つのは難しそうと感じました。
また、映画終盤で十一が「マーニー。青い窓の向こうに閉じ込められた少女。遠い昔の話しだ」
というセリフらしいセリフを十一が残していますよね。
マーニーの日記では村の子供達が屋敷の下の湿原まで来ているとの事なので、十一はマーニーのことを知っていても不自然ではありません。
あれだけ派手なパーティーと招待客の数です。
村の人達にとっては、その招待客の多さだけでも大人たちが驚いたり噂になって子供たちの耳に入ったのではないでしょうか。
村人たちはマーニーのことは知っているけど、マーニー自身は村の人たちのことが分からない。といった感じだと思います。
花売りは久子?
映画ではマーニーと久子は友達で、久子が湿っ地屋敷を訪れてマーニーの部屋で遊ぶというエピソードが描かれています。
推測ですが湿っ地屋敷で行われるパーティーは、上流階級という言葉が合う人達の集まりという気がします。
そうすると、湿っ地屋敷に友人だったという久子も恵まれた生活を送っている女の子だと思うのです。
だとしたら、あえて花売りに変装しなくても、久子はドレスアップをしてパーティーに参加するのではないでしょうか。
【思い出のマーニー】花売りで使った紫の花は何?
ムシャリンドウという花です( ω ) pic.twitter.com/kbNl5jPUN6
— ジブリな。 (@Hikarisaki414) October 9, 2015
花の名前はムシャリンドウ(武者竜胆もしくは武佐竜胆)
花の名前の由来は、佐賀県の武佐(武佐)というところで発見されたからその名がついたんだそうです。
現在は絶滅危惧種に指定されている植物だと分かりました。
リンドウといっても、このムシャリンドウはシソ科の花です。
どこからリンドウという言葉がついたのかは謎ですが、花言葉は「凛とした」とのことでした!
最後まで読んでくださりありがとうございました!